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男の娘をプロデュース!?

第2章 スカウト

美術室のドアが開く。

「あら、入部希望者?」

やって来たのは絵具がつきまくった白衣を着た長身の女子生徒だった。

「あ、部長。こんにちは。入部希望者じゃなくてクラスメイトの應田さんです」

早乙女君は私が美術室に来た経緯を私が描いた絵を見せながら説明する。

てか早乙女君、その絵を見せる必要はないのでは……

「へぇ……」

入部希望者じゃなくて興味を失ったのか部長はちらっと私と絵を見て自分の絵を描く準備をする。

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