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男の娘をプロデュース!?

第3章 罠のある部屋

「なるほど……」

早乙女君の説明は相変わらず的を得ていて分かりやすい。


「なにしてんのっ!!」

突然私たちの両脇に見知らぬ男子が座ってきた。

「わっ!?」

驚いた早乙女君は慌てて帽子を目深にかぶり直しうつ向いた。

ちっ……邪魔なナンパ厨だ……

ナンパされることは慣れてるからあしらいかたも知っている。

スケブをしまい、「行こう」と早乙女君の手を握る。

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