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男の娘をプロデュース!?

第4章 モデルと言う名の着せ替え人形

「こ、これっ……ネームだけど……」

緊張した面持ちでみぃこが早乙女君にネームを渡す。

「今回は鬼畜系純愛をテーマにしたの……」

鬼畜系純愛とか言葉の時点で矛盾満載なことを口走るほどみぃこは取り乱していた。

ネームとは考えたストーリーをコマ割りにしたラフ画のことで原作の仕事だ。

「へぇ……はじめて見るな、ネームって」

私たちは固唾を飲んで原稿を読む早乙女君を見詰めていた。

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