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男の娘をプロデュース!?

第5章 売り子

「へぇ……あの人、結構鋭いんだね」

部長から解放された私はみぃこにその一部始終を話した。

場所は駅前のファーストフード店。

うちの生徒以外にもよその学校の生徒も集まるその店は、ドリンクとポテトという単価の低そうな客で賑わっていた。

「で、どうするの? 早乙女君乙女化計画は中止?」

「まさか。部長に言われたくらいでやめられるわけないし!!」

私はずずっとストローで氷の隙間に残ったジュースをすすりながら答える。

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