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男の娘をプロデュース!?

第5章 売り子

そして週末。

私とみぃこの前にはワンピースを着た絶世の男の娘が恥ずかしげに佇んでいた。

「も、もうっ……なんでこんな格好しなきゃ……」

などと拗ねているが結構あっさりと着替えた。

嫌がる素振りは見せるものの、変身願望が強くなってるのは間違いなかった。

「んー!! いいねぇー!! 一周くるっとゆっくり回ってみて?」

「……絶対作品に関係ないよね、これ」

ぶつぶついいながらターンする早乙女千晴ちゃん。
ふわりと膨らんだスカートが愛らしい。

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