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紗「パーティー？」




顔を歪めて聞き返す紗和にりずはニコッと笑った




り「そうよ！パーティーをするの！皆キラキラしたドレスを着てダンスをするの！





好きな男の子と踊るのよ！」



なにか紗和は思い出したように言った





紗「ねぇ、それって参加しなくてもいいんだよね？」





ガチャという音がして、知らない青年が入ってきた






年は紗和と同じくらいで背は高くかっこいい感じの子だった




り「あぁ！一樹！久しぶり！元気だった？」





リズは久しぶりにあう親戚のおばちゃんみたいだった




確かに一樹はリズの幼馴染でとても仲がよかった




性格も穏やかで頭も良い

りずはそんな彼が好きだった





り「あ！一樹、この子が私のルームメイトの紗和
すごくいい子なのよ！」




一樹はゆっくり紗和を見ると笑ってよろしくと伝えた




一「あのさ、俺とパーティー一緒に行ってくれない？」






一樹の告白にりずは涙目で喜んで！と答えた





そんな二人を前に紗和は行かなくてもいいんだったら行かない




いや、行くかボケー！と思っていた。





それから学園中がドレスやらダンスやらに明け暮れている中




紗和は勉強していた、やっぱり勉強は嫌だったらしく少しばかり不て腐っていた






そんな忙しい一週間が過ぎて行った




パーティーの当日紗和はその日も勉強三昧のつもりだった




しかし、りずはそれを許さなかった