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誰も知らない

第3章 パーティー

二宮


まぁ、、、、ね。



別に興味はないんですよ。そこまで。



ただ単に少しからかってやろうと思っただけで。



二「ねぇ、少し外で話さない?」




そう紗和に話しかけると案の定、紗和はいいよと返事した。



二「どうしたの?いきなりシャレた格好して?」




数秒の沈黙のあと紗和はゆっくりと話した



紗「わかんないの。私にも何が起きたかわかんないんだけどね。でも、初めてなの、こんな風にドレスを着て皆の前で踊ったりするの。」



彼女の顔は赤く綺麗な月明かりに照らされていた




俺はほんの少しだけこいつが好きだと思った。

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