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誰も知らない

第2章 転入

私は目を開けると見たことのない天井で


また、変な所に来てしまったと思うと

そこにはおじいさんが立っていた

おじいさんはベストを着ていて、それはとても良く似合っていた



私の顔をじっと見つめては、にっこりと笑った


少し気色悪いと思い 誰?と尋ねると


この学校の校長と言った


流石にやばいと思うと校長は気にしないでくれと笑った


それから私にこの学校のことについて教えて下さった


まとめるとこういうことだった

. 自分の魔法を習得し使いこなさなければ卒業は許可しない

. 生徒会 【嵐】というのがあり、それには逆らうな

. 煙草はいいが酒は許されていない

. 年に一回パーティがあるがそれの出席は自分で決めて良い


. 部屋はルームシェアをしており仲良く暮らすこと




第三者side


その説明が終わると紗和は自分の部屋に行った

なかなかいい感じの部屋で紗和はすぐ好きになれた


木製の部屋で机と二段のベットがあった、

ルームメイトは今、授業中らしくいなかったがベットは

可愛らしい薄いピンクの布団で黄緑色の枕だった


窓の所には小さな椅子とテーブルがあって

まるで赤毛のアンに出てくる感じがした

紗和はその椅子に腰掛けて窓の外を見た

今日はあいにく雨だったが、そこから見る景色はとても
暖かく美しかった


そんな景色と香りが紗和を眠りへと導きだしたのか

いつの間にか紗和は眠ってしまった




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