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？「ねぇ、、、、ねぇ、起きて！」

紗和side


優しい女の子のふわりとした声が聴こえて目が覚めると

メガネをし髪の毛がくるくるの子が顔を覗きこんできた


？「こんにちは。私はリズ。あなたのルームメイト」

そう言って握手をした



リズの手はとても暖かくて眠いのかな？と思った




リズ「早速だけど、教室行こう！皆待ってるから」


私の手を引いて走って教室に行った。



第三者side



廊下をすごいスピードで走り教室まで辿り着くと


リズは言った

リズ「今日からあなたが勉強する、クラスだよ！」


紗和はju_2と書いてあるプレートを物珍しいげに見ていた




リズは紗和の手を引いて教室に入ると辺りがシーンと静まった




きっと皆、転校生がこういう子だと思わなかったからだと思うとリズは思っていた



？「あら、来ましたのね。転校生。」



ブロンドの髪の女の子がいかにも上流階級のお嬢様とでもいうように腕を組んで


仲間を引き連れて紗和の前に立った。


？「ごきげんよう。私はアナマリア.ヴィアトロメイよ。」


偉そうに上から言うとニヤリとまたそれが蔑むように紗和を見た


紗「どうも。」


紗和はこういう子が嫌いだった。

もともとクラスにはリーダー的な子がいて、ずっといじめられていたからだった



？「アナマリア様はお母様がフランス人でお父様が日本人なのよ。」


後ろの取り巻きが言うと、紗和はふ～んと興味なさそうにした。



それにムカついたのかアナマリアが言った



ア「その髪の毛可哀想ね。普通魔法が使えるの子は髪の色が人間と違いますのよ。 それなのに黒髪なんて あぁ、なんて可哀想なんでしょう」



自分の髪をわざと見せつけるように触った



確かにアナマリアはとても美しいブロンドの髪でそれが、よく彼女にあっていた。

しかし、紗和の髪も艶があり、とても綺麗だった


それに紗和はとても綺麗な顔立ちでスタイルもよかった。

ただ、二つ縛りということもあり、皆より子供っぽく見えたのだった。