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隣の家の子犬さん

第2章 過ぎていった恋…

俺はハンバーグを食べてる二宮君を見ていた。

美味しいそうに食べる二宮君はまさに子犬がご飯を食べるときと同じだ…

和也「お兄さん、どうかしました?」

雅紀「えっ、いやなんか…可愛いなと…」

和也「正直に言われると恥ずかしいですね。まあ、俺はお兄さんのペットみたいなもんですよ。ご主人様?」

二宮君はニコッと笑う。

ドキッ…

和也「ん?どうかしました?」

雅紀「な…なんでもない…」

胸がドキドキするよ…

俺はあの人が…

翔が好きなはずなのに…

和也「ご馳走様でした。」

雅紀「は〜い。」

俺は二宮君に玄関まで見送られる。

和也「またなんか作ってよ。ご主人様?」

雅紀「うん、いいよ。」

二宮君は俺の頬に触れる…

和也「風邪…引かないでね?」

顔が近くてドキドキしちゃうよ…

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