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隣の家の子犬さん

第3章 変わる気持ち

雅紀「俺が二宮君にひどいこと言っちゃったから…」

あそこまで言うつもりはなかった…

ただ悲しくて…

ずっと想っていた翔のこと悪く言われるのが辛くて…

でも…

「お兄さん。」

雅紀「あっ…」

二宮君の顔が浮かぶ…

潤「だからか。和がショック受けてたの。なんか振られたとか言ってたから。」

えっ…?どういうこと…

潤「多分和も好きだったんだろうな。」

よく分かんないけど…

すると潤さんは、

潤「和はああ見えてか弱い子犬だよ。だから捨てないであげてね?」

そう言われた。

確かに俺が二宮君にあたった時、すごい悲しそうでまるで捨てられた子犬の目をしていた…

雅紀「潤さんごちそうさま…」

潤「は〜い。またおいで。」

俺はバーを出て家に帰る。

アパートに着いて部屋に向かうと、

雅紀「あっ…」

ちょうど二宮君が帰ってきたみたい…

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