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隣の家の子犬さん

第6章 ドキドキの日々

和也「じゃあ買おうかな。」

本当はね、ちょっとうちの店の本屋で買ってほしいな〜…って思ったり…

すると二宮君は耳元で、

和也「今度雅紀が働いてる本屋で買うよ…」

雅紀「うん…」

二宮君…子犬からすっかり狼みたい…

和也「じゃあそろそろ行こっか?」

雅紀「うん!」

俺たちは家に帰ることにした。

和也「今日は俺の家においで?」

雅紀「うん!」

そのまま二宮君の家に行きお邪魔することにした。

お互いソファーに座ると、

和也「あっ、はいこれ。恥ずかしくて一緒に買えなかったけど…」

二宮はポケットから小さい袋を出した。

俺は開けてみた。

雅紀「わぁ…」

綺麗なシルバーのピアスだ…

雅紀「いいの…?」

和也「うん、お揃いだよ。」

二宮君は自分が付けてるピアスを見せた。

雅紀「俺もする…!」

俺は洗面所を貸してもらい鏡を見ながら付けた。

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