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隣の家の子犬さん

第8章 恐怖を感じないで

しばらくして、

和也「んぅ…?」

二宮君は目をゆっくり開けた。

雅紀「おはよう、和?」

和也「うん…ごめんね、寝ちゃった…」

雅紀「いいよ。大丈夫。あっ、ご飯作ったんだけど食べる?」

和也「うん…食べる…」

俺は二宮君の服を用意した。

着替えてリビングに向かう。

和也「美味しい…お腹空いてたから美味しいよ。」

雅紀「それはよかった〜」

ご飯を食べ終え片付ける。

雅紀「じゃあ、そろそろ帰るね。」

俺は二宮君に玄関まで見送られる。

雅紀「和…明日は?」

和也「明日バイトあるんだ。また連絡するよ。」

雅紀「うん…じゃあね…?」

ドアを開けようとすると、

和也「雅紀。」

呼ばれて後ろを振り向くと、

雅紀「んっ…」

優しく重なる唇に熱くなる…

本当はまだ…

離れたくないんだ…

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