Alice is where?
第2章 『Alice in Cinderella world』
「あの…、玄関で待たされるのは嫌いなのでお部屋に上がってもいいでしょうか?」
直ぐに、無礼な物言いをしたしてしまったことを後悔したが彼女は律義に
「す、すみません!気がきかなくて…。では、お部屋にご案内しますのでどうぞ、上がってください!!」
と私を家に上がらせてもらうのと同時に先ほど、怒鳴り散らしていたと思われる女性と鉢合わせした。
そして、玄関で私を出迎えてくれた少女に
「シンデレラ!!お前は何をやっているんだい!今、階段の手すりを触ったらほこりが沢山ついているじゃないか!それに床だって…。」
と文句を言おうとしたときに私の存在に気付いたのか、女性は少し驚いたような顔して、少女に
「そ、そちらは?」
と尋ねた。少女が
「あっ…!こ、こちらは…。」
少女が答えようとしたとき、私はそれを遮るようにして、
「私は旅の者です。道に迷ってしまい、困っていたのですがこちらのお宅が目に入ったものですから…」
と言った。女性は怒鳴り散らしていたのが嘘かのように
「まぁ、そうでしたか!!それなのに…、はしたないところをお見せしてしまい、すみません。こんな小汚い家に来てくださるなんて嬉しいですわ。さぁ、どうぞ遠慮なくおあがりください。」
女性はそう言うと、少女に紅茶を出すように指示してから私をリビングへ案内してくれた。
リビングに案内されて、私は女性に促されて椅子に座ったと同時に少女が紅茶とお茶菓子のケーキを運んできてくれた。
その紅茶を一口飲んだ私は
「これとてもおいしいですね!」
「そうかしら?あの子が淹れてくれた紅茶はミリアに比べたら…。」
と女性は独り言のようにつぶやいた。
「えぇーっと…。何か、言いましたか?」
「…あっ、い、いいえ!何でもありませんわ。と、ところで、自己紹介がまだですよね…?
そう言ってから、奥から二人の若い女性を呼んだ。そして、
「私(わたくし)の名前はマリアですわ。背の高いこの子はミリア。隣の子は妹のリッセです。…ご挨拶は?」
そう促され、2人は挨拶をし、それに対して私は軽く会釈をした。
「旅人さん。貴女のお名前は?」
そう聞かれたので、
「アリスです。どうぞよろしくお願いします」
と返した。
直ぐに、無礼な物言いをしたしてしまったことを後悔したが彼女は律義に
「す、すみません!気がきかなくて…。では、お部屋にご案内しますのでどうぞ、上がってください!!」
と私を家に上がらせてもらうのと同時に先ほど、怒鳴り散らしていたと思われる女性と鉢合わせした。
そして、玄関で私を出迎えてくれた少女に
「シンデレラ!!お前は何をやっているんだい!今、階段の手すりを触ったらほこりが沢山ついているじゃないか!それに床だって…。」
と文句を言おうとしたときに私の存在に気付いたのか、女性は少し驚いたような顔して、少女に
「そ、そちらは?」
と尋ねた。少女が
「あっ…!こ、こちらは…。」
少女が答えようとしたとき、私はそれを遮るようにして、
「私は旅の者です。道に迷ってしまい、困っていたのですがこちらのお宅が目に入ったものですから…」
と言った。女性は怒鳴り散らしていたのが嘘かのように
「まぁ、そうでしたか!!それなのに…、はしたないところをお見せしてしまい、すみません。こんな小汚い家に来てくださるなんて嬉しいですわ。さぁ、どうぞ遠慮なくおあがりください。」
女性はそう言うと、少女に紅茶を出すように指示してから私をリビングへ案内してくれた。
リビングに案内されて、私は女性に促されて椅子に座ったと同時に少女が紅茶とお茶菓子のケーキを運んできてくれた。
その紅茶を一口飲んだ私は
「これとてもおいしいですね!」
「そうかしら?あの子が淹れてくれた紅茶はミリアに比べたら…。」
と女性は独り言のようにつぶやいた。
「えぇーっと…。何か、言いましたか?」
「…あっ、い、いいえ!何でもありませんわ。と、ところで、自己紹介がまだですよね…?
そう言ってから、奥から二人の若い女性を呼んだ。そして、
「私(わたくし)の名前はマリアですわ。背の高いこの子はミリア。隣の子は妹のリッセです。…ご挨拶は?」
そう促され、2人は挨拶をし、それに対して私は軽く会釈をした。
「旅人さん。貴女のお名前は?」
そう聞かれたので、
「アリスです。どうぞよろしくお願いします」
と返した。