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僕と娘の話

第9章 事件後の僕らの話


男として、いや!!ゲイとして
女の子を可愛いと思う反面


里生ちゃんの行動には
言わなければいけないことがある

俺は部屋の入り口に立ったままの
里生ちゃんに近づく

里生ちゃんは逃げる気配はない


俺は
スーと手を伸ばす


里生ちゃんの頭に
ぽんと手を乗せる




「自分のことを襲うような、そんな男の部屋に気安く入っちゃいけないよ。これは男としての忠告だよ。」

里生ちゃんの横をすり抜けて
俺は自分の洗面所に向かった


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