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僕と娘の話

第10章 事件後の私たちの話

私はお兄さんのことが人として好きだった
優しいし…


でもあんなことがあって
普通なら気持ち悪くて嫌いになる筈なのに

嬉しくて嬉しくて


私の気持ちは親や、人として
って意味ではないと知った


お兄さんはあれから私に触って来ない

本当はもっと触って欲しい
重いし無駄だと思っていた大きい胸がなんだか
誇らしく思えるほど…


今日の朝、起こしに行ったのも
寝顔が見たかったと言う気持ちがあった
(結果的には裸見れたし…なんか45歳なのに引き締まってて…腹筋とか…//)

頭を撫でられて
男として忠告された


父親としてではなく


男として




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