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齧りかけの林檎

第4章 ● 待つ君の ♂side




その後も貞子!貞子!とからかわれ、

そこうるさいぞ!と先生に怒られた。








だっておれの好きな人を、あんなおばけみたいのと一緒にするから。






まぁ、画力にも問題があるわけだが・・・。








我ながらかわいく描けたと思っていたんだけどな。








おれは一日中そんなことをしていた。








部活が終われば、彼女に逢える。








今日もダチのメシの誘いは断ってやる。



むしろ誘われる前に帰ってやる。










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