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齧りかけの林檎

第4章 ● 待つ君の ♂side




「で、どうかな?

 おうちでごはん食べることになってる?

 お詫びもしたいからさ、

 あんまり高いとこは連れてってあげられないけど」













・・・すげぇ行きたい。



でもこの格好でか?



他人から見たら、もしかしたら年齢が変わらないように見えるかもしれない。



でも彼女に高校生だと思われたままいるのは嫌だ。



少しでも大人に思われたい。








スマホで時間を確認すると、20時を少し過ぎたところだった。








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