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時計台がある白い建物。

ここはLOST DOLL団のアジト…的な？


全体的に綺麗で、大きい。

兵士は確か…9500人。
平均よりやや高めかな…すごい。


ここのグループの人は評判悪いけど、
私は入れればなんでもいい。

優しい人もいるはずだし、
本当に悪い人はいないでしょ。

入る時に会った団長さんは
優しかったし…

上の人がああなら下の人もあんなかんじだと思う。


あ、私は東雲 紅葉といいます！
一応、大金持ちの娘です。

学校のときの成績はいいほうだったから、ちゃんと受け入れてくれるはず。

ここで無理だったら、またあっちに戻ることになる…


LOST DOLLの敵は一つ、
ENDLESS GAME。

あっちはこっちより真面目。

でも、いつもこっちに負けている。

こっちは適当にやってて、
あっちは真剣にやってるのに、なんで
あっちは毎回負けるのか…わからない。

何はともあれ勝ったほうがいい。
勝ったほうが生きていけるのだ。


私は決心して、
その建物に入っていった。