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戦争と平和

第1章 初めましてっ

入っていくと、団長が玄関にいた。


「こんにちは、紅葉です」

「あ、紅葉ちゃん。入って!」

団長は子供のようだ。…性格が。

とりあえず、団長についていく。


「そういえば、俺の名前言ってなかった よね。
ヴェクゼン・フィラ・ガーデン。
フィラか、ボスでいいよー」

「わかりました…ボス」

私がそう言うと、ボスは笑って、
一つの部屋に入っていった。

私もその中に入ると、四人の人がいた。

「それじゃ、そこに座ってよ」

ボスは椅子を引いて、座るように指示。

私が座ったときには、
ボスは向かい合う椅子に座っていた。

「それじゃ、確認するよ。
君は東雲 紅葉?」
「はい。もちろんです」

「紅葉ちゃん、あの紙は?」

私は一瞬ドキッとした。
でもすぐバッグからその紙を取って渡した。


「うん、確認完了」

「ボス~早く俺の部屋に
来てくださいよ」

最初からいた中で、ボスの近くにいた人が言った。


「今からエルヘヴ達のこと
紹介するから…待ってて」

その人は、はーいと言って後ろに下がった。


「ここで優秀な奴らを紹介するね。
今のがエルヘヴン。」
「絶対ボスに手出すなよ?」

髪がものすごくはねているのが
エルヘヴンさん。
マフラーが破れている。
けっこうイケメンなのになんか残念…

「このポニーテールが楓」
「よろしくね」

優しそうなお姉さんが楓さん。
確かにポニーテール。
なんというか…男みたい ( (

「小さいのがディズ」
「ち、小さくない…」

小さくてかわいいのがディズさん。
包帯を頭に巻いている。猫目。

「こいつがシド」
「よろしく」

右目になにか巻いている。
左目には切り傷がある。かっこいい…

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