
水那月 🌙
第2章 新学期
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二宮和也 15歳
今日から高校1年生
だけど生活は何一つ変わらない 。
朝起きて ご飯を食べて 家を出る
あ 変わった事と言えば
降りる駅が1つ前になったこと
登校時間が、中学よりも遅いこと
朝が弱い俺にとって
こんなにも嬉しいことはない 。
そんなこんなで いつもより
のんびり準備をして最寄駅で
降りた時には 8時30分
あと15分で 入学式が始まる
初日から遅刻はまずいよなあ
なんてことを考えながら、
小走りで俺の通う
桜庭高校へと足を運んだ 。
