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水那月 🌙

第2章 新学期


席についたものの、
周りからの視線が痛い 。

後ろの女子は かっこいい だの
なんだの話している 。

この調子じゃ休み時間
話しかけられそうだ とため息をついた

俺は人とは関わってはいけない
これから生きていく中で 誰とも 。

本当は消えた方がいい
それは一番俺が分かっている
だけどそこまでする勇気がない

本当に弱い男だ

と その時 。

急激に頭が痛くなって 目眩がした

先生の声も耳に届かないくらい

頭が痛い 痛い イタイ ..

俺の意識はそこで 途切れた 。

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