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「奴隷って…どういうことだよ！！」



ひなたくんがYUIさんの胸ぐらを掴もうとした、その時。



「スティーブ！ ジョン！」



YUIさんが叫んだと同時に、上半身裸のマッチョ男たちが勢いよく部屋の中に入ってきた。



「えっ、なんっ……」



僕たちの体はそいつらにヒョイッと抱きかかえられる。
…………お姫様抱っこだ。



「なにすんだよ、降ろせ！！」

「ひ、ひぃぃぃぃ……」



汗臭いにおいがする。
マッチョ男たちはニヤリと笑うと、僕たちを抱えたまま部屋の中を歩き始めた。
そして向かう先は……ベッド！？！？



「ちょ…なに考えてんだよ、降ろせ！！」

「え、冗談でしょっ…」



僕たちは必死に逃げようと手足をばたつかせるが、びくともしない…。



え、なにこれ……
こんな男にお姫様抱っこされても嬉しくないんですけどwwwww



僕たちは同時にベッドの上に放り出された。



「うわっ……！」



体が弾む。
なんとかそのままベッドから降りようとすると…



「大丈夫、優しくするから💓」



スキンヘッドのマッチョ男に耳元で囁かれた後、耳たぶを噛まれた。







ぎぃやああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁあああああ！！！



……僕の絶叫が部屋中に響いた。