
ドラクエらんど
第19章 ビッツの館 (後編)
僕は急いで地下の階段を駆け上がろうとした。
「まて、アキラ! これを着ていけ」
昭玄さんに呼ばれ振り返ると、奴隷たちが着ていたのと同じボロい服を手渡された。
「見つかるとまたやっかいだからな」
ボロい服はちょうど3着あった。
もしかしたらひなたくんが、僕らが逃げやすくするために用意してくれたのかもしれない。
ボロい服に着替えると、アイテムの持ち物画面にそれぞれ『アキラの服』『れんじの服』『昭玄の服』と表示された。
良かった、あとで着替えよう。さすがにこの格好じゃ恥ずかしいもんな……って、んんっ!?
僕はれんじの顔をじっくりと見た。
さすがにもうフードで顔を隠すことはできない。
だから初めてれんじの顔を見たのだけれど…
某アイドルグループの岡○くんにそっくりだったwww
またイケメンが増えましたwwwwww
(額にキズはあるけど)
まあね、目はね、チラッと見えてたけどね……
まさか岡○くんだなんてね……
岡○くんの鋭い目付きは迫力あるよね、ウン。
──なんて今は観察してる場合ぢゃなく!
れんじが言ってたことはこのことだったんだな、月影は月影じゃなくなったって…。
でもまだはっきりと見てないし、ちゃんと自分の目で確かめるまでは…!
「まて、アキラ! これを着ていけ」
昭玄さんに呼ばれ振り返ると、奴隷たちが着ていたのと同じボロい服を手渡された。
「見つかるとまたやっかいだからな」
ボロい服はちょうど3着あった。
もしかしたらひなたくんが、僕らが逃げやすくするために用意してくれたのかもしれない。
ボロい服に着替えると、アイテムの持ち物画面にそれぞれ『アキラの服』『れんじの服』『昭玄の服』と表示された。
良かった、あとで着替えよう。さすがにこの格好じゃ恥ずかしいもんな……って、んんっ!?
僕はれんじの顔をじっくりと見た。
さすがにもうフードで顔を隠すことはできない。
だから初めてれんじの顔を見たのだけれど…
某アイドルグループの岡○くんにそっくりだったwww
またイケメンが増えましたwwwwww
(額にキズはあるけど)
まあね、目はね、チラッと見えてたけどね……
まさか岡○くんだなんてね……
岡○くんの鋭い目付きは迫力あるよね、ウン。
──なんて今は観察してる場合ぢゃなく!
れんじが言ってたことはこのことだったんだな、月影は月影じゃなくなったって…。
でもまだはっきりと見てないし、ちゃんと自分の目で確かめるまでは…!
