
ドラクエらんど
第22章 星見の塔 (後編)
ひなた殿の叫び声が聞こえたのですぐさま姿を追うと、なんとひなた殿の体がハチの足に鷲掴みにされ空中に浮いていました。
「ひなたぁ!!」
昭玄殿がロングスピアを投げますが届かず。
あっしも急いでザキを唱えましたが全く効かず…。
その隙に後方からの別のハチによる攻撃で、緑の液体を振りかけられたあっしらは身動きできず…ひなた殿の姿を見失ってしまいました。
「このやろっ!!」
毒を浴びたまま、昭玄殿がロングスピアでハチを攻撃。あっしらも加勢してハチを倒しました。
「くそっ…」
あっしらはフラフラになりながらも、やくそうとどくけし草を使い、すぐさまひなた殿を助けにいこうとしました。
しかしまた遠くからハチの音が聞こえてきて、今度は数えきれないほどのハチの大群がこっちに迫ってきているのが見えました。
「このままじゃ埒が明かないわ…とりあえず森を突っ切るわよ!」
「でもひなたさんは? ひなたさんを助けにいかなくていいんですか!?」
ヒイラギ殿の問いに、つくし殿が足を止めました。
「…見捨てるわけないじゃない。でもこのままでは全滅するかもしれないの」
「でもっ…」
「おれが行く。ひなたのことはおれに任せてくれ」
「昭玄さん…」
「ひなたぁ!!」
昭玄殿がロングスピアを投げますが届かず。
あっしも急いでザキを唱えましたが全く効かず…。
その隙に後方からの別のハチによる攻撃で、緑の液体を振りかけられたあっしらは身動きできず…ひなた殿の姿を見失ってしまいました。
「このやろっ!!」
毒を浴びたまま、昭玄殿がロングスピアでハチを攻撃。あっしらも加勢してハチを倒しました。
「くそっ…」
あっしらはフラフラになりながらも、やくそうとどくけし草を使い、すぐさまひなた殿を助けにいこうとしました。
しかしまた遠くからハチの音が聞こえてきて、今度は数えきれないほどのハチの大群がこっちに迫ってきているのが見えました。
「このままじゃ埒が明かないわ…とりあえず森を突っ切るわよ!」
「でもひなたさんは? ひなたさんを助けにいかなくていいんですか!?」
ヒイラギ殿の問いに、つくし殿が足を止めました。
「…見捨てるわけないじゃない。でもこのままでは全滅するかもしれないの」
「でもっ…」
「おれが行く。ひなたのことはおれに任せてくれ」
「昭玄さん…」
