ドラクエらんど
第22章 星見の塔 (後編)
「んとねー、まずはお金。そうだな、1万Gくらい」
「ごめんなさい、お金はないの。でもこれで許してくれる?」
そう言ってつくし殿はレイン殿からもらったクレジットカードを渡しました。
「ちょ、それ! 渡しちゃっていいんですか?」
あっしが慌てて止めると、
「レンゲさんの命がかかってるのよ」
つくし殿にそう言われてあっしはぐっと堪えました。
「このカードで買い物し放題なの? ラッキー♪」
少女は上機嫌でカードを懐にしまいました。
「あとは~」
「まだあるの?」
ハアッとヒイラギ殿がため息を漏らします。
「あたい、お腹すいちゃった! なんか食べるもの持ってない?」
「おにぎりならありますが…」
「おにぎり! 食べるぅ~♪」
てことであっしらはなぜかここで遅めのランチタイムをすることになりました。
「こんなゆっくりしてる場合じゃない!と言いたいところだけど、こんな状態でもお腹すくんですよね…」
ヒイラギ殿もお腹が空いてたようです。
「ご飯食べて力をつけましょ」
『なんだ、それ。美味しそうだな』
なぜかベビーサタンも涎を垂らしながら寄ってきました。
「もう悪さをしないなら食べていいわよ」
『しない、しない~!』
あれ?
もしかして仲間になる的なノリですかね。
「ごめんなさい、お金はないの。でもこれで許してくれる?」
そう言ってつくし殿はレイン殿からもらったクレジットカードを渡しました。
「ちょ、それ! 渡しちゃっていいんですか?」
あっしが慌てて止めると、
「レンゲさんの命がかかってるのよ」
つくし殿にそう言われてあっしはぐっと堪えました。
「このカードで買い物し放題なの? ラッキー♪」
少女は上機嫌でカードを懐にしまいました。
「あとは~」
「まだあるの?」
ハアッとヒイラギ殿がため息を漏らします。
「あたい、お腹すいちゃった! なんか食べるもの持ってない?」
「おにぎりならありますが…」
「おにぎり! 食べるぅ~♪」
てことであっしらはなぜかここで遅めのランチタイムをすることになりました。
「こんなゆっくりしてる場合じゃない!と言いたいところだけど、こんな状態でもお腹すくんですよね…」
ヒイラギ殿もお腹が空いてたようです。
「ご飯食べて力をつけましょ」
『なんだ、それ。美味しそうだな』
なぜかベビーサタンも涎を垂らしながら寄ってきました。
「もう悪さをしないなら食べていいわよ」
『しない、しない~!』
あれ?
もしかして仲間になる的なノリですかね。