
SNSの旦那様と幼馴染に挟まれて…。
第3章 デート
---歩き始めてから数分後---
「で、どこに連れてってくれるの?」
歩いてる途中にそう聞いてみると
陽希はピタッと歩くのをやめた
「…どこがいいんだ?」
「え?」
「いや、俺デートとかしたことねぇからさ、どこに行けばいいかわかんなくて」
「え、そうなの」
てっきり、女の子をとっかえひっかえして、
デートとかいっぱいしてるかと思ってた…
「なんだその疑うような目は」
「なんでもない」
「まぁ、とにかくどこ行きたいんだ?」
「んー、映画館とかどう?」
「お前が見たいやつやってんのか?」
「わかんないけど、行ってみよ」
「あぁ」
私は陽希の手をとって歩き始めた
気のせいかな?陽希の顔が少し赤かったきがするけど……
まぁ、いっかな
