秘密の兄妹
第2章 兄が男に変わるとき
舌でいじるのをやめて、紫織の穴の中に指を入れ、紫織の中の状態を確認する。
「…うっん……あ…っ…」
「…紫織の愛液でお前のここすごいことになってる……これならもう挿れても大丈夫だな…」
俺が口にした言葉を聞いて、紫織の顔が一変する。
「…い…れる…?」
俺はそんな紫織を見てくすっと笑う。
「そう、俺のを紫織のこの中に挿れるんだよ。」
紫織は目を大きく見開くと涙を溜めて俺の顔を見つめる。
「お兄ちゃんっ……それだけはやめて…お願いだから……駄目だよ…絶対に駄目…」
「…どんなにお願いされても無理。紫織の初めては俺がもらうって決めてるから。」
俺は紫織にそう言い放ち、自分の服を脱ぎ捨てる。
そして、ティッシュペーパーの下に忍ばせているコンドームに目を向ける。
……やっぱり、紫織の最初の男になりたい……
…紫織、酷い兄貴でごめん……
俺はコンドームをつけずに紫織の秘部に自分のモノをあてがう。
先端を少しだけゆっくりと紫織の中に挿れる。
「…あっ……駄目ぇ…」
「…紫織、息を吐いて身体の力抜いて……じゃないと痛いよ…」
紫織の瞳からボロボロと涙が流れ落ちる。