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Method of the smile*:。✡

第4章 Step 4

君は何かを言いたそうだったけど、
聞いても黙っているだけだった。

だから、ちょっと話を変えようと
さっきみた君の姿を話した。

君は見られていたことにびっくりして
うつむいていたから、顔をのぞき込んだ。

雅「俺が来ないかと思った?」

真っ赤な顔を手で覆い、返事をする。
そんな仕草がかわいくて…

雅「曄ちゃん、恥ずかしがり屋?」

なーんて、ついいじめてしまう笑
だめだなー、俺。

君はちょっと怒ったように、
口をとがらせていた。

君の笑顔を見たことがない…
笑わせるのは得意な俺。
翔ちゃんなんて、すぐ笑うんだ!
でも、君を笑わせるのは少し時間が
かかるみたい…

雅「そーだ!ドライブに行こう☆」

気分転換に。
って、俺が行きたかっただけだけど←
君と少しでも多く居られるように。
今日しか会えないかもしれないから。

君は驚いていた。
口をもごもごさせて、何か言いたそう。
俺に聞きたいことあるのだろう。
気使わせちゃったなぁー。

とりあえず、行くか!
車を発進させたら、
お腹すいてきちゃった笑

雅 「お腹すいたなぁー、
曄ちゃんは?」

聞いたそばから、
車だし降りると面倒だから…

雅「ドライブスルーがいいよね〜」

って自己解決。
そんな矢先、モスを発見!
モスでドライブスルーして、
海岸沿いまで走らせた。

海岸だったら、この寒い時期
あまり人に合わないだろうし…

とりあえず、ハンバーガー食べて。

雅「おいしいーっ!!!」

俺が食べてる間、
君は窓の外を見ていた。

見ると眉間に皺を寄せて、
何か考えるてるみたい…
俺ばっか、先走りしてしまった。
やっぱ、ちゃんと答えてあげなきゃ。

せっかく会ったのに、そんな顔
させちゃったらね。

ハンバーガーを早めに食べ終わって、
嘘が下手な君に聞く。

単刀直入に、短く一言

雅「できる限り答えるから
聞いてみてよ、ね?」

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