
白衣と天使
第7章 〜幸せな日々のヒトカケラ。
語尾が震える章大の言葉が、
一生懸命で、内容はともかく、彼なりにそうとう考えていたんだと感じた。
確かに、章大と両想いになってからも、二人で住みだしてからも、結構な月日が経っていた。
章大の体調も良かったし、何も気にすることはなかったのかもしれないが、
医師として、男として、もしかしたらのことを考えてしまって、手出しできなかったのは確かだった。
俺だって、章大に触れたい。
好きだから、男だろうが関係ない。
俺の知らない章大を見てみたい。
俺の手で章大の全てをくまなく愛してやりたい。
でも…。
そうやって、俺だって我慢してきた。
なのに、今目の前にいる真っ赤な顔をして、泣きそうな章大の真剣な眼差しに、
呆気なく、俺の理性が崩れかけている。
ぐらぐら揺れる俺の頭と、どんどん早くなっていく心拍数。
コイツ、こんな色っぽかったっけ……
安「信ちゃん…好きやの。…信ちゃんにもっともっと触って欲しいよ。恥ずかしいけど……全部見て欲しい。…気持ちええことして、体に悪いわけないやろ…?ねぇ…信ちゃん…?」
俺の腕を少し揺らしながら、誘うような、甘えるような、そんな声を零す。
ウルウル、涙に潤んだ瞳が真っ直ぐ俺を見上げていて、
俺の中でプツッと糸が切れた。
あぁ…もうアカンわ。
一生懸命で、内容はともかく、彼なりにそうとう考えていたんだと感じた。
確かに、章大と両想いになってからも、二人で住みだしてからも、結構な月日が経っていた。
章大の体調も良かったし、何も気にすることはなかったのかもしれないが、
医師として、男として、もしかしたらのことを考えてしまって、手出しできなかったのは確かだった。
俺だって、章大に触れたい。
好きだから、男だろうが関係ない。
俺の知らない章大を見てみたい。
俺の手で章大の全てをくまなく愛してやりたい。
でも…。
そうやって、俺だって我慢してきた。
なのに、今目の前にいる真っ赤な顔をして、泣きそうな章大の真剣な眼差しに、
呆気なく、俺の理性が崩れかけている。
ぐらぐら揺れる俺の頭と、どんどん早くなっていく心拍数。
コイツ、こんな色っぽかったっけ……
安「信ちゃん…好きやの。…信ちゃんにもっともっと触って欲しいよ。恥ずかしいけど……全部見て欲しい。…気持ちええことして、体に悪いわけないやろ…?ねぇ…信ちゃん…?」
俺の腕を少し揺らしながら、誘うような、甘えるような、そんな声を零す。
ウルウル、涙に潤んだ瞳が真っ直ぐ俺を見上げていて、
俺の中でプツッと糸が切れた。
あぁ…もうアカンわ。
