
白衣と天使
第7章 〜幸せな日々のヒトカケラ。
雛「なぁ、何怒っとるん?なぁって。」
安「…別に怒ってないで?」
雛「じゃぁ、なんでそないテンション低いねん。絶対なんかあるやんか。もー、めんどくさい。言いたいことあるなら言えや。」
診療も終えて、章大とゆっくり晩飯をとっていた。
いつもなら、何気ない話題で話は尽きないのだが、今日の章大は口数が少ない。
最初は体調が悪いんじゃないかと、心配したが、そういうわけではなさそうで、
でも、かといって、章大の気に触るようなことをした覚えもなく、
はっきりしない章大の態度に正直苛ついていた。
雛「…あー!もう!胸くそ悪い!!もうええ!仕事もやっと終わって、こうして章大と楽しくって思っとったのに、なんも楽しない!」
限界や!とばかりに持っていた箸をテーブルに叩きつけた俺を見て、怯えた章大の肩がびくん!と跳ねる。
俺だって、こんな章大は見たくない。
いつだって笑顔でいてほしい。
でも、とにかく、わけがわからない。
はっきりしないのは、腹が立つ。
相変わらず、なにも言わない章大を見て、椅子から立ち上がるとそこでやっと、「待って…!!」と、章大が俺を呼び止めた。
雛「なんやねん。なにが気にくわんのや。」
安「いや…あの、気にくわんとかじゃないねんけど…」
安「…別に怒ってないで?」
雛「じゃぁ、なんでそないテンション低いねん。絶対なんかあるやんか。もー、めんどくさい。言いたいことあるなら言えや。」
診療も終えて、章大とゆっくり晩飯をとっていた。
いつもなら、何気ない話題で話は尽きないのだが、今日の章大は口数が少ない。
最初は体調が悪いんじゃないかと、心配したが、そういうわけではなさそうで、
でも、かといって、章大の気に触るようなことをした覚えもなく、
はっきりしない章大の態度に正直苛ついていた。
雛「…あー!もう!胸くそ悪い!!もうええ!仕事もやっと終わって、こうして章大と楽しくって思っとったのに、なんも楽しない!」
限界や!とばかりに持っていた箸をテーブルに叩きつけた俺を見て、怯えた章大の肩がびくん!と跳ねる。
俺だって、こんな章大は見たくない。
いつだって笑顔でいてほしい。
でも、とにかく、わけがわからない。
はっきりしないのは、腹が立つ。
相変わらず、なにも言わない章大を見て、椅子から立ち上がるとそこでやっと、「待って…!!」と、章大が俺を呼び止めた。
雛「なんやねん。なにが気にくわんのや。」
安「いや…あの、気にくわんとかじゃないねんけど…」
