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oh!my honey!

第1章 one


最近、俺は悩んでいる。


好きな人が出来た。


それは…









横「おはよ。」

雛「おっ、おはよーさん。」

丸「裕ちん、おはようございます!これ美味しいですよ!!食べてみて!」

大「あーー!!マルちゃん、それ俺のやから!!横山くん食べたらあかん!」

渋「大倉うそつけ!お前それ4個目やないか!!!」


騒がしい楽屋。
様々な言葉になって返ってくる挨拶。
いつも暖かくて、優しい。
俺の家族みたいに大事なメンバー。



もし、みんなが、俺の本当の気持ちを知ってしまったら…どうなるだろうか。



入ってきたばかりの扉の前で、
そんなことを考えてはついつい動けなくなってしまう。

あー、俺のアホ…なんで、なんで、アイツやねん…



ガツン!

安「あたっ!…あれ?なんで?」

扉の向こうで、聞こえたマヌケな声。


…来た…。


亮「お前、何してるん?ほら、これ引き戸やんけ。わっ、ちょ、横山くん邪魔。…みんなおはよー。」


どっくんに、バッサリ邪魔と言われて、一歩動くと、
自分の方へ引いて開ける扉を、押して開けるものだと勘違いして、そのまま直進してしまったらしいヤスが、
少し赤くなってしまった額をさすりながら入ってきた。


なんで、こんなアホを俺は、
かわええと思ってしまっているんだろう。


安「よこちょ?打ってもた〜。えへっ。おはよ。」



その上目遣いは、確信犯やろ。
まんまとハマってしまっている俺も、
やっぱり、相当なアホや。


横山裕。
俺は、メンバーでもあるこのちっさなアホ。
安田章大を愛しています。

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