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恋と一緒に想うまで…

第12章 進路と誕生日

和也「薬飲むか。」

雅紀「うん…」

和は俺の体を倒した。

和也「飲ませるから。」

和は薬を口に含み俺の口に持ってきた。

雅紀「ん…っ…んんっ…」

口の隙間から入ってくる苦い液体…

でもなぜか甘く感じた…

雅紀「はぁ…はぁ…」

和也「これで大丈夫だろ。」

雅紀「ありがとう…和…」

俺はまたひと眠りする。

雅紀「ん…?」

和也「おはよう。」

和は俺の顔を見て、おでこに手を置いた。

和也「まだ熱いな。体は?」

雅紀「あんまりよくない…」

本当に大丈夫かな…俺…

雅紀「大丈夫…かな…」

和也「大丈夫だよ。」

すると和は唇を重ねてきた。

雅紀「ん…っ…か…ず…」

俺は和の胸を押した。

雅紀「だめ…風邪うつるよ…」

和也「俺にうつせ。大丈夫だから。」

和は再び唇を重ねた…

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