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恋と一緒に想うまで…

第12章 進路と誕生日

俺は和の近くに寄った。

和は静かに寝ていた。

起こしたらダメだよね…?

俺はとりあえず様子を見ていた。

和也「んぅ…」

しばらくすると和が起きた。

雅紀「和、大丈夫?」

和也「雅紀…」

和は俺の手に自分の手を重ねた。

雅紀「俺の風邪うつっちゃったね…」

和也「でもおかげで試験受けれたろ…?」

雅紀「まあ、それはあるかな…」

和也「どうだったの…?試験は…」

雅紀「無事合格しました…」

すると和はニコッ…と笑って、

和也「よかった…」

雅紀「うん…」

俺もギュッと握っている手に力をを入れる。

和也「風邪治ったらお祝いするから。誕生日ももう少しだし…」

雅紀「ありがとう…」

すると和は俺の頬に手を添えて唇を重ねた。

雅紀「ん…っ…」

俺は何もせずに受け入れた…

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