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恋と一緒に想うまで…

第1章 入学式

体育館に行くと、

「おぉ〜二人とも〜こっち〜!」

俺たちに向かって手を振っている先生。

雅紀「大野先生〜!」

俺たちが一年生、二年生と担任だった大野智先生。

担当は美術でコンクールで金賞を受賞するくらいすごい人なんだ。

雅紀「今年も大野先生が担任になってほしい〜」

智「まだ明後日にならないと分からないからね?雅紀が入学式手伝ってくれるのは分かるけど、潤が手伝ってくれるなんて思わなかったよ〜」

潤「失礼だな。」

智「はいはい。潤、あっちから椅子並べて。」

潤「全く…」

雅紀「俺もやる〜」

俺たちは椅子や長テーブルを運ぶ。

雅紀「わぁ〜…」

校庭の桜が綺麗〜…

俺は一旦外に出て桜の木を見た。

雅紀「最後かもね…ここの桜の木見るの…」

ちゃんと目に焼き付けておかないとね…

雅紀「ん…?」

あっちから人が歩いてる…

新入生かな…?

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