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恋と一緒に想うまで…

第3章 素直に

和也sid

和也「……」

俺は空いたベットに座った。

ただちょっとからかいも入れて言っただけなのに…

相当傷ついたんだな。

あそこまで言われたから。

でも…気持ちも分からなくもない…

「二宮っていっつも暗いよな。」

「なんか一緒にいるとこっちまでそう思われそう。」

彼奴も俺と同じなんだ…

和也「意味わかんない…」

仲良くなりたいって言われた時、

またそうやって言われるのが嫌だった。

俺が信じられるのは翔だけ。

他の奴なんか信じられない…

ましてや彼奴なんか…

でも…

彼奴が嫌われるような理由…

正確には分からない。

確かに空気読めなくて馴れ馴れしいようなことを言ってくるけど、

ニコッ…

入学式で見た笑顔に…

悪い感じはまるでしなかったと思う…

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