テキストサイズ

恋と一緒に想うまで…

第1章 入学式

俺は体育館に戻る。

潤「あっ、雅紀。どこ行ってたんだよ。」

雅紀「ごめん〜!桜の木を見に行ってたの!それですごい可愛い子見つけたんだけど…」

潤「見つけたけど?」

雅紀「その人の男だった…」

潤「えっ、普通に制服見れば分かるじゃん。」

雅紀「いや〜…思わずフードが取れた時の横顔が綺麗で思わず声かけちゃったんだよね…」

潤「なんて声かけたの?」

雅紀「可愛いねって言ったら、うざいと言われました…」

潤「まあ、だろうな。初対面でしかも男に可愛いなんて言ったらそう言われるわ。」

だって本当に可愛かったんだもん〜!

もう一回会いたいな…

新学期始まって会えるかな…

名前聞いとけばよかった〜…

なんだろうなこの気持ち…

もしかして…

雅紀「俺…病気…?」

潤「訳わかんねえ事言ってないで行くぞ、雅紀。」

潤につっこまれながら俺たちは体育館を後にした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ