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恋と一緒に想うまで…

第7章 奇跡…

和也「相葉はしたことないの?」

雅紀「お…俺は…ないよ…ほらっ、俺あんまり人から好かれるタイプじゃないからさ…!ねっ…?」

和也「一度も?誰かを好きになったとかもないのかよ?」

雅紀「それは…」

初恋が二宮君なんて…

言った方がいいのかな…?

雅紀「二宮君…聞いてくれる…?」

和也「なに?」

俺はドキドキする胸を抑えながら二宮君の目を見た。

雅紀「俺…二宮君のことが…好き…です…」

和也「なにそれ…?」

二宮君…絶対引いてる…

雅紀「ご…ごめん…!入学式の時といい今といい…何言ってんだって感じだよね…」

涙が出るのを堪える…

雅紀「俺の初恋は二宮君なの…二宮君が好きです。」

最後まで言えた…

和也「相葉…」

俺は二宮君の口を両手で塞いだ…

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