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恋と一緒に想うまで…

第7章 奇跡…

雅紀「言わなくて大丈夫。二宮君が俺みたいなタイプ嫌いなの知ってるから。聞いてくれてありがとう。これからも仲良くしてね…?」

俺はそのまま図書室を出た。

雅紀「言っちゃった…」

玄関で靴を履いて歩きながら考える。

ちゃんと言えたからいいよね…?

仲良くしてなんて言っちゃったけど多分、二宮君の方が嫌な気持ちの方が強いと思う…

明日から普通でいよう。

避けられても仕方ない…

「雅紀、ありがとう。」

ふと思い出した小さい頃のこと…

やっぱりあの子…

二宮君に似てる…

確か名前も…

雅紀「和也…」

二宮君の名前も和也だよね…?

やっぱりあの子は…

二宮君かもしれない…

小さい頃、ずっと一緒にいようね…って約束した人なんだ…

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