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ネイキッドな君

第1章 俺は君を見つけ、

「あまり私を見くびるな。
死ぬぞ」


その言動は細い体と類いまれなる美貌から発せられたものとはおもえないほど、



恐ろしい…



「き、気をつけるよ」


亮は痛がっている夏樹に手をのばした。


「私も悪かった。ほら、立て」


これじゃあ、どっちが男かわかんないじゃないか。


「ああ、ありがとう」


夏樹が立ち上がると、亮はまた口を開いた。


「お願があるのだが…」


「ん?何?」


「やっぱり、いい…
何でもない」


「俺悪いことしちゃったし、できることなら何でもするよ。言ってみて」


すると亮は頬をほんのり染めて言った。



「私を生徒会室へ連れって言ってくれないか?」





そんなこんなで吉川亮は生徒会の仲間となった。
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