無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

（櫻井side）

二「わかった」

言葉を聞いて安心した。

「あぁ、よかった…」

体の空気が抜けたように、二宮くんに凭れかかった。

二「お、重いって…」

俺の胸を押し返そうとしてる。

「やーだ」
二「子供かっ！」

背中を殴られた。

「二宮くん」
二「なに？」
「しよ」

二宮くんがフリーズしている。

「セックス、しよ」

二「セ、セックスまで言わなくてもわかるから…」

テンパってる。

「じゃ、なんで返事しないの？」

離れて言うと、二宮くんは顔を真っ赤にしてた。

二「だっ、だって…やっぱり恥ずかしいんだもん…」

正座をして太ももの上に手をグーにして言った。

本当に恥ずかしいんだろうなぁ。

二「翔くん？」
「ん？」

俺があまりにも、まじまじと二宮くんの顔を見てたから二宮くんが俺に話しかけた。

二「ど、どうしたの？」
「二宮くんに見とれてた♡」

自分でもわかるくらいニヤニヤしてた。

二「や、やめてよ…」
「ベッド行こ」
二「うんっ」

可愛く返事をする二宮くんと手を繋いで寝室に向かった。