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（二宮side）

汗ばんだ額。

俺に触れる手。

キスをするピンク色の唇。

体を突き上げる度に漏れる声にならないような声。

「あっ…んんッ、んぁ…」

全てが愛しく感じる。

「アッ、んっ…」

翔くんに手を伸ばすと、絡めるように手を繋いでくれた。

そのまま、キスをしてくれた。

「んふぅ…んぁ…アッ、アッ…」

繋がってる。

俺のナカに翔くんのが入ってる。

脈を打ってる。

「い、あぁ…イクッ…」
櫻「あ…イク？」

話しかけてくれる翔くんの腰の動きは止まらない。

「うんっ…イッちゃ、う…」
櫻「二宮くん…」

動きが止まり、脇の下に手を回した。
そのまま、抱き抱えられた。

まだ、ナカに入ったまま抱き抱えられたから奥を突いた。

「アッ、しょ…奥っ、アァッ」

向き合ったまま、突かれる。

首に腕をまわして、翔くんの耳元で喘いだ。

櫻「二宮くん」
「アッ、アァ…なに？」
櫻「触っていい？」
「エッ…あっ、んんっ！」

俺のモノを翔くんが扱いた。

「やぁ…ダメっ…」
櫻「ダメ？」
「うぅん…ダメじゃ、ないっ…」

俺のモノを扱く度に俺を襲う快感の波。

「あっ、出ちゃうっ…出ちゃ、んんッ」

俺は、翔くんの手のひらと腹の間で白濁を放った。