カレンダー
第20章 雨上がりの窓から
(二宮side)
お風呂をあがると、ソファーに座ってる人がいた。
「えっ…翔くん…?」
櫻「ただいま」
硬直してしまった。
「な、なんで?」
仕事は?
櫻「帰ってきた」
どうして?
「そ、そう……」
ダメだ…。
泣きそう。
『いいこと、教えてやる』
え?
『翔くんも、ドロップを買ってる』
は?
櫻「二宮くん」
「えっ、冷たっ!」
翔くんが冷たい手で俺の頬に触れた。
櫻「おかえりのキスは?」
「お、おかえり」
ちゅっ
櫻「ただいま。体調は大丈夫?」
「うん…大丈夫」
櫻「まだ起きてたんだね」
「まぁ…うん」
翔くんと目が合わせられない。
櫻「泣いてた?」
目が腫れてるのが、バレた。
櫻「ごめん。俺が傷つけた」
まだ冷えたままのコートに、体が包まれた。
「傷なんて…ついてないよ」
櫻「でも…」
「本当に、大丈夫だから…」
翔くんを押し戻し、ベッドに入る。
もう、頭がゴチャゴチャだ。
翔くんが、ドロップを?
なんで?
櫻「二宮くん」
「なに?」
櫻「俺は、二宮くんが好きだよ。誰よりも何よりも好きだよ」
ベッドがミシッと軋んで、隣に翔くんが寝転がる。
「翔くんは…大野さんと、浮気してたんだよ」
辛い現実を翔くんに突きつけた。
お風呂をあがると、ソファーに座ってる人がいた。
「えっ…翔くん…?」
櫻「ただいま」
硬直してしまった。
「な、なんで?」
仕事は?
櫻「帰ってきた」
どうして?
「そ、そう……」
ダメだ…。
泣きそう。
『いいこと、教えてやる』
え?
『翔くんも、ドロップを買ってる』
は?
櫻「二宮くん」
「えっ、冷たっ!」
翔くんが冷たい手で俺の頬に触れた。
櫻「おかえりのキスは?」
「お、おかえり」
ちゅっ
櫻「ただいま。体調は大丈夫?」
「うん…大丈夫」
櫻「まだ起きてたんだね」
「まぁ…うん」
翔くんと目が合わせられない。
櫻「泣いてた?」
目が腫れてるのが、バレた。
櫻「ごめん。俺が傷つけた」
まだ冷えたままのコートに、体が包まれた。
「傷なんて…ついてないよ」
櫻「でも…」
「本当に、大丈夫だから…」
翔くんを押し戻し、ベッドに入る。
もう、頭がゴチャゴチャだ。
翔くんが、ドロップを?
なんで?
櫻「二宮くん」
「なに?」
櫻「俺は、二宮くんが好きだよ。誰よりも何よりも好きだよ」
ベッドがミシッと軋んで、隣に翔くんが寝転がる。
「翔くんは…大野さんと、浮気してたんだよ」
辛い現実を翔くんに突きつけた。