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第4章 柔らかな痛みの中で
(櫻井side)
ニ「あ、待ってください!」
二宮くんの声に驚いて、包丁をまな板の上に置く。
「ど、どうしたの?」
ニ「エプロンですよ、エプロン」
二宮くんは、タオルで手を拭いて段ボールを開けた。
ニ「櫻井さん、どっちがいいですか?」
楽しそうに、嬉しそうに目を輝かせる二宮くん。
右手には、赤。左手には、青。
ニ「俺的には、赤がいいんですけど…」
「赤でいいよ」
ニ「ほんと!?」
パァーっと、顔を輝かせる。
ニ「あ、ごめんなさい…」
恥ずかしそうに笑った。
「ふっ、なんでエプロン3着もあるの?」
ニ「料理、好きなんです」
「そうなんだ。そのエプロン、俺が着ちゃっていいの?」
ニ「ぜひ!櫻井さんに着てほしいです」
二宮くんが、俺にエプロンを渡した。
「あのさ…着方、わかんない」
ニ「あ、じゃあ…」
二宮くんが背後から抱きついてきた。
「えっ」
そう思うとすぐに体が離れた。
ニ「あ…抱きついてすいません…。紐を探してただけなんで…」
「あぁ、うん」
なんか、残念だな…。
あーあ。
俺、久々に人を好きになったかも。
ニ「あ、待ってください!」
二宮くんの声に驚いて、包丁をまな板の上に置く。
「ど、どうしたの?」
ニ「エプロンですよ、エプロン」
二宮くんは、タオルで手を拭いて段ボールを開けた。
ニ「櫻井さん、どっちがいいですか?」
楽しそうに、嬉しそうに目を輝かせる二宮くん。
右手には、赤。左手には、青。
ニ「俺的には、赤がいいんですけど…」
「赤でいいよ」
ニ「ほんと!?」
パァーっと、顔を輝かせる。
ニ「あ、ごめんなさい…」
恥ずかしそうに笑った。
「ふっ、なんでエプロン3着もあるの?」
ニ「料理、好きなんです」
「そうなんだ。そのエプロン、俺が着ちゃっていいの?」
ニ「ぜひ!櫻井さんに着てほしいです」
二宮くんが、俺にエプロンを渡した。
「あのさ…着方、わかんない」
ニ「あ、じゃあ…」
二宮くんが背後から抱きついてきた。
「えっ」
そう思うとすぐに体が離れた。
ニ「あ…抱きついてすいません…。紐を探してただけなんで…」
「あぁ、うん」
なんか、残念だな…。
あーあ。
俺、久々に人を好きになったかも。