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第4章 柔らかな痛みの中で
(櫻井side)
『好き』
そう思った途端に意識してしまう。
ニ「…。」
黙々と、野菜を切る二宮くん。
あー、可愛い。
ニ「えっ、顔になんか付いてます?」
「ううん。何もついてないよ」
ニ「あ、玉ねぎ切ってくださいよ」
「あ、うん」
俺は、切り方もわからずにモタモタしていると二宮くんが、口頭で説明してくれた。
ニ「そうそう、次は縦に…」
二宮くんの言う通りに、包丁を動かしていく。
「あ、できた」
ニ「さすが、櫻井さん」
笑みを溢しながら、パチパチと拍手をしてくれた。
「ありがとう」
ニ「くふふ」
…可愛い。
ニ「じゃ、次お願いしていいですか?」
「あ、うん」
料理は嫌いだけど、
二宮くんの隣で料理をするのはいいかもしれない。
なんか、二宮くんを独り占めしてるって感じがして。
ニ「あ、そろそろ出来るので紙皿取ってくれます?」
「え?紙皿?」
ニ「はい」
「なんで紙皿?」
ニ「お皿、洗うのめんどくさいんで」
そっか。
そう思いつつも、普通の皿を出した。
ニ「え」
「俺が洗うから」
これなら、文句ないだろ?
『好き』
そう思った途端に意識してしまう。
ニ「…。」
黙々と、野菜を切る二宮くん。
あー、可愛い。
ニ「えっ、顔になんか付いてます?」
「ううん。何もついてないよ」
ニ「あ、玉ねぎ切ってくださいよ」
「あ、うん」
俺は、切り方もわからずにモタモタしていると二宮くんが、口頭で説明してくれた。
ニ「そうそう、次は縦に…」
二宮くんの言う通りに、包丁を動かしていく。
「あ、できた」
ニ「さすが、櫻井さん」
笑みを溢しながら、パチパチと拍手をしてくれた。
「ありがとう」
ニ「くふふ」
…可愛い。
ニ「じゃ、次お願いしていいですか?」
「あ、うん」
料理は嫌いだけど、
二宮くんの隣で料理をするのはいいかもしれない。
なんか、二宮くんを独り占めしてるって感じがして。
ニ「あ、そろそろ出来るので紙皿取ってくれます?」
「え?紙皿?」
ニ「はい」
「なんで紙皿?」
ニ「お皿、洗うのめんどくさいんで」
そっか。
そう思いつつも、普通の皿を出した。
ニ「え」
「俺が洗うから」
これなら、文句ないだろ?