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第8章 この道は続くだろうか?

(櫻井side)

村「櫻井」
「なんだよ。合コンなら、もういいからな」

村上と話しながらも、手は止めない。

村「え、お前彼女できたん?」
「まぁ…うん」

男だけど。

村「なーんか先越された気分やわー」
「いや、先は越してるから」
村「で、昼飯山田と行くん?」
「まぁ…約束しちゃったし…」
村「食われんようにな」
「はぁ?」

俺が食われる?
なんで、食われないといけないんだよ。
俺は、食う側だ!

……なんて、言えない。

村「山田、櫻井に抱かれる気でいるで」
「はぁ?じゃ、食われるのは山田のほうじゃんか」
村「ちゃうねんなぁ~」

村上が説明してくれたんだけど、
あんまわかんなかった。

村「櫻井、理解力なさすぎやねん」

俺の理解力がないんじゃなくて、
村上の説明力がないんだよ。

「うっせー」
村「ほら、そうこうしてる間に昼休み入るで」

時計を見ると、12時39分を差していた。

山「櫻井さん」

可愛い顔した小悪魔がやってきた。

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