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第15章 リアルと繋がるリセット
(櫻井side)
二宮くんが、家に戻ると同時に携帯がなった。
画面には『山田涼介』の文字。
「もしもし」
山『櫻井さん、好きです』
コイツは、急になにを言ってるんだ。
山『あと、彼女のニノ』
なんで二宮くんの話?
山『櫻井さんに秘密にしてること…ありますよ』
「え?」
山『しかも…重大な秘密を』
コイツ、本当になに言ってるんだ。
山『ニノ…飴を買ったんです』
飴?
……あの店の?
山『あ、部長に呼ばれたんで。また』
電話が切れると画面も真っ暗になった。
それと同時に、頭のなかは真っ白になった。
「いや…違う…」
山田の言うことなんて…信じない。
自分に言い聞かせたんだ。
二宮くんが、あの店で“なにか”を買った?
自分の寿命を犠牲にしてまで?
なんのためにココに?
「駄目だ、考えるな…」
髪の毛を掻きむしった。
それでも、頭をよぎる。
『買ったとしたら、どうして俺のところに?』
二「お邪魔しまーす」
俺は…どんな顔して二宮くんに会えばいいんだ?
二宮くんが、家に戻ると同時に携帯がなった。
画面には『山田涼介』の文字。
「もしもし」
山『櫻井さん、好きです』
コイツは、急になにを言ってるんだ。
山『あと、彼女のニノ』
なんで二宮くんの話?
山『櫻井さんに秘密にしてること…ありますよ』
「え?」
山『しかも…重大な秘密を』
コイツ、本当になに言ってるんだ。
山『ニノ…飴を買ったんです』
飴?
……あの店の?
山『あ、部長に呼ばれたんで。また』
電話が切れると画面も真っ暗になった。
それと同時に、頭のなかは真っ白になった。
「いや…違う…」
山田の言うことなんて…信じない。
自分に言い聞かせたんだ。
二宮くんが、あの店で“なにか”を買った?
自分の寿命を犠牲にしてまで?
なんのためにココに?
「駄目だ、考えるな…」
髪の毛を掻きむしった。
それでも、頭をよぎる。
『買ったとしたら、どうして俺のところに?』
二「お邪魔しまーす」
俺は…どんな顔して二宮くんに会えばいいんだ?