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第15章 リアルと繋がるリセット
(櫻井side)
二「翔くん、翔くん」
笑顔で俺に話しかけてきた。
二「あのね、そろそろ衣替えをしようと思う…」
「ごめん。用事ができた」
言葉を遮って、伝えた。
二「あ…そっか。気をつけてね」
俺は、二宮くんの顔を見ないまま素早く着替えて玄関に向かった。
二「いってら…」
『いってらっしゃい』
の言葉すら聞くことができなかった。
俺は、すぐにあの店に向かった。
けど……店が閉まってした。
「なんでだよ!」
店のドアを思いっきり叩いた。
相「あれ?お客さん」
後ろから声がした。
「教えてくれ、二宮くんは飴を買ったのか?」
相「……答えられません」
相葉の目が泳いでいる。
「買ったのか…」
俺は、その場にしゃがんだ。
相「でも、にのはっ…」
「“にの”?」
相「あ…友達なんです…」
友達なら……
「なんで止めなかった!?」
俺は、相葉の胸ぐらを掴んだ。
相「止めれなかったんです…」
相葉が涙目で語り始めた。
二「翔くん、翔くん」
笑顔で俺に話しかけてきた。
二「あのね、そろそろ衣替えをしようと思う…」
「ごめん。用事ができた」
言葉を遮って、伝えた。
二「あ…そっか。気をつけてね」
俺は、二宮くんの顔を見ないまま素早く着替えて玄関に向かった。
二「いってら…」
『いってらっしゃい』
の言葉すら聞くことができなかった。
俺は、すぐにあの店に向かった。
けど……店が閉まってした。
「なんでだよ!」
店のドアを思いっきり叩いた。
相「あれ?お客さん」
後ろから声がした。
「教えてくれ、二宮くんは飴を買ったのか?」
相「……答えられません」
相葉の目が泳いでいる。
「買ったのか…」
俺は、その場にしゃがんだ。
相「でも、にのはっ…」
「“にの”?」
相「あ…友達なんです…」
友達なら……
「なんで止めなかった!?」
俺は、相葉の胸ぐらを掴んだ。
相「止めれなかったんです…」
相葉が涙目で語り始めた。