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元風嬢、でも良いじゃない。

第7章 健全なバイト?健全なバイト仲間?

複雑な思いだった。


嘘をついてまで一緒に遊びに行く必要があるのか、

でも、折角だしこのまま……


色々とグルグル考えて待っていると、背の高い子が目の前まで迫ってきた。





『おーおーおー!いきなり遊ぼうとかどうしたのー?』






カズだった。


なんだかニヤケ顔だった。





《いや、ミカと一緒に居たから》



『ミカちゃんは?』


《帰っちゃった。本当は3人でーって思ってたんだけど…》



『良いじゃん!2人で!どうする?飲み行く?』



《そうだね。》



私の返事を待たず、カズは歩き出し、

2人で居酒屋に入った。

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