テキストサイズ

元風嬢、でも良いじゃない。

第1章 制服で征服。

慣れた私は色々とエスカレートしていった。


自分がやりたくないことはしない。出来るなら、デートだけ。顔が無理なら無理。
お金がすべて。私は悪くない。彼らが悪い。


こんなあほみたいなことを考えながらポンポン人と会っていた。


すると、ここで初めて小さなトラブルに見舞われる。





ついに目撃者が出てしまったのである。

昨日車に乗っていた人は誰なのか。

凄く数の少ない友人(テツ)が
質問してきた。

特に答えるわけでもなく、無視。


彼氏とでもいえばよかったのに。


テツは何かと私のことを気にかけてくれて、痛々しいデブスの私をも気にかけてくれる、心の優しい男子である。



どうにかのらりくらり質問を交わしていたが、実はこれが学校では大ごとになっていて、話は学校中を巡った。


流石にこの時ばかりは、おとなしく過ごすことにした。








忘れかけていた罪悪感が戻ってくる。
自分がやっていることの重大さが襲ってくる。







それでも私はやめなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ